軽自動車が選ばれるワケ
自動車保有台数の割合の中で軽自動車が占める割合は約4割あります。
1955年にスズキから初の軽自動車が発売されて60年以上経ちます。
普通自動車よりも歴史の浅い軽自動車がなぜこんなに人気になったのかそのワケを調べてみました。
軽自動車のメリット
経済性
- 燃費がよい 59%
- 価格が安い 34%
- 税金が安い 79%
使いやすさ
- 運転がしやすい 65%
- 狭い道で使いやすい 47%
- 駐停車がしやすい 37%
やはり軽自動車は税金が安いことと運転のしやすさで選ばれています。
資料「2015年軽自動車使用実態調査報告書」日本自動車工業会から引用
軽自動車は地方でよく乗られている?
市町村別で軽自動車の保有割合を見ると、人口が10万人未満の市町村でよく乗られていることがわかります。
市町村規模 | 10万人未満の市町村 | 10〜30万人未満の市 | 30〜100万人未満の市 | 100万人以上の市 |
---|---|---|---|---|
保有台数比率 | 46% |
26% |
20% |
8% |
このデータを見ると都会よりも地方でよく乗られていることがわかります。
交通機関が充実していない地方では軽自動車は移動手段としては不可欠ということですね。
ユーザーの半数が50歳以上!
ユーザーの年齢 |
29歳以下 |
30〜39歳 |
40〜49歳 |
50〜59歳 |
60歳以上 |
---|---|---|---|---|---|
割合 |
10% |
21% |
19% |
18% |
32% |
ユーザー年齢を見ると若い人は家族みんなで乗れる乗用車をチョイスして子供が独り立ちして家族の人数が減る50代からは軽自動車を選ぶ方が多いのかな?と予想できます。