廃車は面倒
廃車手続きが「面倒なのはなぜか」を色々考えてみました。
廃車といっても種類が2つあって「一時抹消登録」と「永久抹消登録」と呼ばれるものがあります。
廃車と言われているのに「手続きの名前が全然違う!」この時点ですでに面倒ですよね。
一時抹消登録と永久抹消登録の詳し違いはこちらでご確認ください。
手続きの手順や効力の違い
廃車には2つの種類があると紹介しました。
それぞれ、手続きの手順や手続きの効力にも違いがあります。
簡単に説明すると、一時抹消登録はスクラップにしない廃車方法で、永久抹消登録は車をスクラップにする廃車方法です。
手続きが2種類あるのでどちらの手続きを進めれば良いのか迷ってしまいます。
スクラップにする
完全に乗らない自動車の場合、自動車をスクラップ(解体)して登録を抹消する必要があります。
解体をお願いするには「自動車解体業許可」を持っている業者さんを選ぶ事が必要です。
自宅の周辺に「業者さん」があれば良いですが、自宅から離れている場所だと車の持ち込みに手間がかかります。
車を持ち込むときに2台で行けば、帰りはもう1台で帰れますが1台の場合、帰りはタクシーかバスなどを利用して帰る必要があるため、手間や時間やお金ががかかります。
動かない車や事故車など
これが一番やっかいです。動かない車や事故車などは自走することができませんから、自動車を持っていくことができないため、スクラップ業者にレッカーを頼む必要があります。
無料で運んでくれれば良いですが、大抵は費用が発生してしまいます。
運輸支局での手続き
スクラップが終わると次は「運輸支局」で自動車の登録の抹消手続きをしなければなりません。
抹消手続きには集めなければならない書類や運輸支局へ行く手間もあるので面倒だと感じる手続きです。
還付手続き
車検が残っている自動車であれば「自動重量税」・「自賠責保険料」、
自動車税を支払っている場合で2月までの廃車の場合「自動車税」の還付を受ける事ができます。
自動車重量税は陸運局の窓口できます。
自賠責保険料の還付は「加入している保険会社への連絡」が必要となります。
自動車税については還付に関するハガキが自宅に送られてくるので、そのハガキに従って還付を受けます。自動車税は事前手続きが必要ですが銀行振込でも対応できます。
面倒と思ったら
車1台を廃車にするだけでこれだけの手間がかかってしまいます。
だから、お金がかかってしまっても仕方がないと考えるのは普通です。
でも、これらをすべて業者に任せて、無料だったら廃車専門の査定を使わない手はないですよね。